コラム
2021年2月26日塗装・蒸着の難しさ
お取引様のご要望として、色見本を提示され、トライすれど一度ではご要望通りの色合が再現できず、繰り返しトライするが、見本の素材とサンプルの素材が違うとどうしても合わせる事に限界点が訪れ、デザイン様や開発技術者が「これしか出来ないですか」と諦められる事も正直あります。
それは我々にとってもお客様にとっても決して笑顔にしてあげられていないという残念な結果です。
このケースをどれだけ我々が減らしお客様満足度を上げていけるか常に答えを探し続ける毎日でもあります。
難しさこそ我々は挑戦できる喜びに変えて社員一同取組む姿勢を忘れることなく突き進んでいく精神がわが社の行動指針です。
色が再現できたから良いというものでもなく、量産性は勿論のこと品質信頼性が確実に性能として発揮できているかになります。
喜ぶのもつかの間の時もあれば、再現するためにはどうしても越えられない壁のような塗料・蒸着問題もあったりします。
可能なレベルを逆に提案させて頂き、仕様の譲歩を引き出す場面もあります。
この様なケースをミニマイズするためにどうする事が良いのか、塗料メーカー様、社内技師達も交えながら解を捜しています。
出来上がり後の「さすがトーシン」と言われ続けるために妥協を許さず、チャレンジしていきます。
さぁ、こい難題たちへ。