コラム
2021年4月16日『Panasonic(パナソニック)様への要求品質への挑戦』
トーシンの主要なお取引様としてパナソニック様と取引をさせて頂いております。
取り扱っている商品としては、電動シェーバーに始まり電動バリカン、電動歯ブラシ、美顔器など色々な製品に携わらせて頂いております。
製品の品質は、加工仕様はもちろんですが製品サイズ、形状、塗装色、艶によっても大きく左右され、それら求められる品質はどれも厳しく時々、これぐらいはいいのでは?誰も気にしないのでは?と思う事はよくありますが(笑)
基本的にはお客様への提供は、できばえの品質となりますが、品質が悪い=不良率が高い事になり、それだけ不良品の流出する可能性も高くなります。
もちろん、生産後は全数外観検査により合否判定を行うと共に、検査員の育成、教育を通じてスキルupを行っておりますが、検査工程だけでの対策では限界があり根本的な改善が必要となります。
我々の塗装業界ではよく塗装は生き物と言われ、その時々の環境によって品質は左右され日々の出来栄えは変わり、不良改善は永遠のテーマと言われるぐらい問題の本質を見抜くのは難しいとされます。
改善活動の中でも、ではどうすればいいの?とよく声を聞きますが、我々は日々の生産プロセス重要とし、それらの記録から、少しの変化点も無いか注視しながら、より良い生産条件を見出し、柔軟な対応が出来るよう、会社全体で日々品質改善推進を努め、お客様に満足して頂く品質を作り上げる事が重要だと考えております。
今後も求められる品質に応えられるよう、一人ひとりが日々の活動を振り返り、改善する意識を持ち、もっと出来ることはないかと自問しつつ、オールトーシンとしてお客様に貢献できるかを考え、実行してまいります。