コラム
2021年6月5日「トーシン社歴20年超戦士」
大阪も緊急事態宣言延長中でなかなか外出する機会も少なく、早く感染拡大がなくなり、基の経済活動や
気の合う仲間と飲みにケーションやら動き回りたいと思う日々を過ごしています。
この時期我々の会社のある大阪府柏原市含む近畿地方も5月16日頃に梅雨に入り、
季節的にはトーシンの仕事内容として表面加工処理(塗装・蒸着)にも悪影響の出やすい時期が到来してきています。
それは湿度であったり、気温であったりするものが装置や加工に決して良い事を与えるとは言えないということです。
塗装オペレーターも日々目の前の加工条件を試行錯誤しながら頑張っている姿を毎回毎回見ます。
主な担当業務として受け持ちも蒸着装置も最近は、設定到達真空度まで掛かる時間が長くなってきています。
季節の変化で梅雨時期は、問題の出る事があります。
毎年来るこの季節を振り返る為に昨年の同時期のことを製造プロセスシート等で見直して極力不良に繋がる要因をミニマイズ(最小限)して、次の工程には不具合を混入させない、良品率を維持し不良品が出ない様に従業員皆で直面する課題や問題点に立ち向かい、知恵を出し合って頑張っていきたいと思います。
現在我々は営業活動に活用するサンプルを作成中です。
材質としては、エンプラ素材であるポリアセタール樹脂に塗装蒸着をして加飾したものを
お客様に配布しようと取り組んでおります。
ポリアセタール樹脂やシリコン樹脂に塗装や蒸着が出来るの??と思われる方々も多いと思います。
その素材がトーシンの「表面改質」(特許技術)処理を施すことで塗装や蒸着が出来ます。
まず、ポリアセタール樹脂?と言われても「ピンと来ない」かもしれませんが、身近なものでは
鞄やリュックサックに付いているバックル(留め具)がポリアセタール樹脂という素材を多く使われています。
シリコンという言葉は皆さんの耳にも入っているように、今やどこでも売っているシリコン素材の製品であるスマホカバーであったり、色々便利グッズに採用されている事があります。
シリコンってグニャグニャに曲げられるのに、塗装や蒸着が出来るの?
普通には簡単には出来ません
表面改質の技術と塗料(追従する塗料)で塗装し蒸着はインジウムやスズを使用して
シリコン表面に加飾が出来ます。
トーシンの営業Grもサンプルを台紙にどう並べれば見栄えがいいか、人の目を引く事が出来るのか試行錯誤して頑張ってる姿を目に入る事もシバシバあります。
私はトーシンに入社して20年を越えましたが、営業Grのメンバーとは昔から一緒に仕事をしてきて色々な難を潜り抜けてきた仲間だと思っています。
これからも色々をあるかもわかりませんが、頑張って行きたいと思います。
最近アルバイトでトーシンで働いていた方もトーシンの社員として昇格を果たされ、休まず毎日出社してくれてます。まずは、トーシンの表面処理の仕事に興味を持って事故怪我の無い様に頑張って貰えたらなぁ~と思いながら、仕事のトレーニングを教え込んでいます。