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2021年11月8日社長就任のご挨拶

11月1日に社長に就任し、本日11月6日、社長就任記念パーティを行いました。本来ならばお取引様をお招きして行うところですが、コロナ禍ということもあり、今回は社内だけでの集まりとなりました。
お店の方にもいろいろご配慮を頂き、コロナ対策も万全を尽くして頂いた中で無事行うことが出来ました。
色々な無理難題にこたえて頂きました『梅廼家様』には本当に感謝申し上げます。そして色々なサプライズ企画を考えてくれた従業員の皆さん、人一倍陰で動いてくれたG部長に感謝の気持ちでいっぱいです。本当に、本当にありがとうございました。自分がとても幸せであることを改めて感じることが出来た一日でした。

今回のパーティでは「私のための集まり」ではなく「みんなに楽しんでもらえる集まり」を意識していました。祈祷の段取り、店側との打ち合わせ、そして記念品選びなどなど自分自身でやり、食事中はマスクを取っても、黙食をするため話ができないならばゲームはおこないたいなどと発案しました。限られた時間の中で幹部からは「何が目的かを考えて」と言われました。私のテーマが「みんなに楽しんでもらう」でしたので無茶ぶりをしましたが、蓋を開けてみれば私が一番楽しんで、そして私が一番「感動」させられていました。たくさんのサプライズをみんなが考えてくれたことも嬉しすぎて涙、涙してしまいました。

私はまだ社長としての実感が沸いていない中で、これからどんなことが待ち受けているか全く見当もつきません。しかし、何かあった時、「私、社長一年生ですから」という言い訳ができるはずもありませんし、恐らく経験不足から四苦八苦することもたくさんあると思います。そしてそれもひとつひとつ大切な経験として実績を積むしかありません。失敗を恐れず前に進んでいきたいと思います。

私は亡き父のようにカリスマ性があるわけでもなく、技術を知っているわけでもなく、営業ができるわけでもなく、特別な能力など持ち合わせていませんが、誰にも負けない「トーシンを思う気持ち」はあります。そしてそのトーシンを支えてくれているのが従業員の皆さんです。仲間を通り越してみんなは私の家族です。今まで色んなこともあり、辛く、くじけそうになった時もありましたが、それは私だけが辛かったのではなくみんなも辛かったということが、社員代表挨拶をしてくれたT課長の言葉で知りました。今、振り返ると「あの時、ああすればよかった」ということもありますが、たぶん今までのすべての出来事は私の気づき、成長のためにあり、そして今、このタイミングで気づかなければならなくて、これまでのことはすべて必要なプロセスであったと思えるようになりました。今までたくさんの方との出会いもあり、たくさんの別れもありました。でもその方たちがいてこそ今の私があり、今のトーシンがあると思えるようになり、今いるみんなは勿論のこと、今までトーシンに関わって下さった皆様への感謝の気持ちで溢れています。
私はとてつもなく不器用な人間なので、随分と遠回りをしましたが、今はみんながいてくれるからこれからは幸せの道しかないように思える自分を感じています。

まだまだオールトーシンとは言い難いですが必ずしてみせます。辛いこと、苦しいこともあったけどトーシンで働いてよかった、トーシンがあったから自分も成長できた、という会社にしてみせます。
大切なトーシン、そして仲間(従業員)を守っていかなければなりません。肩の力を抜いて、とにかく明るく元気に前向きに取り組んでいきたいと思います。皆さん、本当にありがとう!!

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