コラム
2021年11月19日コミュニケーションの重要性
企業の大きさに関わらず、何処の会社でも業務を進める上でコミュニケーションが非常に大事に重要な手段である事は言うまでもありません。
しかし自分の伝えたいことをしっかり伝えたはずなのに相手に上手く伝わっていない。または別の意味で伝わってしまったというミスコミュニケーションは誰しも経験はあると思います。
ミスコミュニケーションのおもしろい事例を紹介したいと思います。
それは自動車教習所の敷地内での教官と生徒のやりとりです。
教官が生徒に「次の赤信号の交差点を右折して下さい」と言ったら、信号が赤なのに右折しようとして教官に怒られた。生徒は「赤信号を右折と言ったじゃないですか」と反論しましたが、教官に「そんなのいちいち言わなくても赤は止まるというのは常識だ」とさらに怒られました。
もちろんこれは極端な事例ですが会社であるミスコミュニケーションとしては「明日までにこれをやっといて」と言った本人は朝一に出来てる状態を思っていて、言われた方は明日の就業時間内に完成しておけばいいと思っている場合があります。
「明日の朝一で使うからそれまでにお願いします」と伝えるとか、受けた方も「明日の何時頃までにこれをやっておけばいいですか」と尋ねれば言葉足らずが招いた受け取り方の相違が生まれることがなくなります。
人とコミュニケーションを取る時にちゃんと伝わったか確認しなければ相手への受け取り方が違い、いわば都合の良いように自己解釈する人もいるに決まってます。
「それぐらい分かるやろ」
「誰かが言うやろ」
「誰かがやってくれるやろ」
「これぐらい勝手にやってもいいやろ」
とこのような思い込みで取り返しのつかない大きなミスに繋がることもあります。
トーシンを将来にわたって発展させていくため、コミュニケーションというのはFACE TO FACEで意思疎通、言葉の解釈を確認し合いながら、、情報の伝達を行い共通意識を持てる集団となり、新しい時代の荒波を乗り越えて行きたいと思います。