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2022年7月2日「言葉にしなくても伝わる」は嘘!

トーシンの新たな期が始まり、早いもので2ヶ月が経とうとしています。

このコラムの順番が回ってくるのも早いもので、3回目の登場となります。

他の従業員の方のコラムももちろん読んでいるわけですが、最近「振り返り」というワードを立て続けに目にし、自分のことを考えてみたところ、私事で恐縮ですが、去年は結婚という人生最大といっても過言ではない変化があった年でした。実家で何も不便なく暮らしていた生活から一偏、他人との共同生活が始まり、本当に目まぐるしい変化の毎日をここまで過ごしてきたと思います。

生活を共にしていると、今まで分からなかったことが見えたり、こんな一面があるんだという発見があったり、とてもおもしろいです。ですがプラスのことばかりではなく、イラッとしたりマイナスの感情になる時も多々あります。

今このコラムを書きながら、どんな時にマイナスの感情になるか思い出していたら、大抵は「これくらい言わなくても分かるでしょー。」とか、「私がそれ嫌がるの知ってるでしょー。」とか、「普通この直し方にならないでしょ。」とか、そんな感じでした。
しかし冷静になって考えてみると、言わなくても分かる前にはちゃんと言葉にして分かりやすく伝える必要があるし、私がどういうことが嫌なのかきっちり言わなければ分からないし、私の普通と彼の普通は違って当然で、全て私の勝手な期待や思い込みが根底にあるわけでした。

元は他人とはいえ、身内になろうと決めた人でさえ、こんな調子なので、これが職場の仲間となれば、やはり「これはわざわざ言わなくても分かってもらえているだろう」は難しいのだと思います。
言い過ぎ、聞き過ぎ、ぐらい疎通してちょうどいいと思います。
それを繰り返していくことで、言わなくても分かる、聞かなくても分かる、になっていくと仕事がスムーズにまわるだけでなく、コミュニケーションの面においてもおもしろいのだと思います。

私は人と話すことが好きですが、会社では特に普段からよく話す人にコミュニケーションが偏ってしまいがちなので、誰とでも気軽に話せるようになりたいと思っています。
そのことが会社全体のコミュニケーション力向上に繋がれば、なお良いと思います。

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