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2022年7月29日【塗装品と蒸着品の再現性】

コロナの感染者もかなり増えてきて、ほぼ毎日何処かの都道府県では、新規感染者の方が最多更新となっています。
私も、今年の初めに娘がコロナになり濃厚接触者となり、10日間程、会社を休みました。
今では待機期間も短くなり5日間、最短で3日間となっています。

大阪も非常事態宣言を出しましたが、今年の初めの様な、行動制限も緩くなっています。
個人で出来る感染対策は、しっかりやっていきたいと思います。

最近、社内試作やお客様からの試作が増えてきて、難しい案件も多々あります。

塗装に関しては、季節の変動でシンナーを変えたり(速乾タイプ・標準タイプ・遅乾タイプ)します。
色調に関しては、顔料の量の調整(0.1g単位)が必要です。
色調の調整は、非常に難しいところがあり、青色でも少し赤味が足りないとか、微妙な世界だと思います。

蒸着に関しては、AL(アルミ)、In(インジウム)の試作の蒸着が多いです。In不連続蒸着になると、膜厚のコントロールが結構難しく、製品の周りの邪魔をなくす工夫も必要ですし、なおかつ導通をしてはいけないのもあります。
生地色によっても膜厚が薄い為、次にトップコートで着色した時も、気を付けないといけないところです。

配合の記録や条件の記録は、必ず残すようにしていきたいと思います。

実際、こういう試作関係は、他の方も一緒にやらないと条件の記録だけを見てするのは、なんのこっちゃわからないと思います。見る・聞くのもいいですが、一から自分で携わってやってみる事を他の方にもしてもらいと思います。

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