コラム
2022年8月6日「暑さに負けず夏を乗り越えるぞ」
今年は例年より早い梅雨明けとなり暑くなってきたと思いきや再び梅雨のような雨が続き、またもや猛暑が到来したといった気温の変化が激しい近頃でした。
体調管理も難しい時期でしたが、塗装業において気温は大きな要因の一つとなり塗装の出来に諸に影響します。
気温が高い今の時期になるとスプレー噴射した塗料が気化しやすい状況となり塗膜が凸凹のような感じになったりと苦労する面も多々あります。改善策として通常より吐出の量を上げたり、揮発の遅いシンナー(いわゆる遅乾シンナー)を使用して揮発時間を遅くするなどといった方法を取っています。
自分はトーシンに入社して今月で5年たちました。その分の季節を廻っているのでそれなりの経験・知識はついてきたと思うのですが、まだまだ勉強不足なところもあります。
その日の気温・湿度、スプレーガンの設定などはプロセスとして毎回記録するようにし、後に見返せるようにしています。また同じ季節が来た時にプロセス通りに設定すれば迷うことなく時間の短縮にもなります。記憶だけではいずれ忘れてしまうのでこういった記録を残すことは大事だなと身に染みています。
まだまだ暑い日が続きます。毎年の暑さには相当参りますが、負けずに元気に乗り越えていきたいです。