コラム
2022年12月27日最新の技術と世の中の流れ
私ごとですが息子がサッカーをしていることで家族全員がサッカー好きで、それぞれに好きな選手がいるため、各々の国の応援をしておりました。私はオランダ、妻はフランス、息子はブラジル。結果優勝当確者はおらず(笑)
アルゼンチン優勝で終わり、今大会が国の代表としてのワールドカップ最期と言われていたメッシ選手が有終の美を飾り、メッシ選手の為の大会となりましたが、決勝戦は伝説になる本当に素晴らしい試合だったと思います。
ちなみにもちろん日本は別枠で家族全員で応援してましたよ。
日本も本当に目頭が熱くなる感動を与える素晴らしい戦いをしたと思いました。
そんな日本戦で今回注目を集めたのは「三苫の1ミリ」と呼ばれるこれからのワールドカップでも語り継がれるであろうジャッジのあり方です。
今までであればタッチラインを割り、ノーゴールであったであろう?またはオフサイドだろう?ハンドだろう?という判断は全て主審、副審を任されている人によって判定されていました。
しかし過去に起こった疑惑の問題などを繰り返さないように前回のワールドカップロシア大会から公正に判断される為に取り入れられたVAR(ビデオアシスタントレフェリー)採用によって全てが人のジャッジではなく、疑惑の場面は映像とコンピューターによる検証をもとに判断されるようになりました。今大会は前大会よりVAR精度増しでした。
もともとは軍需産業技術の転用あり、ロケットの追尾の為に開発されたようですがゴールポストには「ホークアイ」と呼ばれるカメラが埋め込まれていたり、タッチライン外を走っている副審の腕には「ホークアイ」が内蔵された腕時計を備えており、さらにはサッカーボールにもチップが内蔵されている。
ボール、ピッチライン、ゴールポストとあらゆる箇所にある光学カメラとセンサーにより取り込んだ映像で3次元モデルを瞬時に作成し、それを検証することでVAR判定をしているとのこと。
現在はVARで判定されたデータをみて判断するのは人間ですがこの先、レフェリーも人ではなく、映像処理とAIのみの無人で行われるようになる時代がくるかもしれないなと思いました。
来年には自動車メーカーのテスラも性能はともかく、人型ロボットを発売するようですし、私達が想像するより早い段階でSF映画のような未来が来ると思うようになった今日この頃です。
世にiPhoneが登場し、14年がたちますがカメラが高性能で多機能になり、様々な分野のデジタル化が瞬く間に進みました。
加速するデジタル化、環境問題から車もエンジンからEVシフト、工場のFA化など産業構造にも急変化がみられ、世界に影響をあたえ続けるコロナ問題やロシアとウクライナ情勢によるエネルギー、輸入問題、物価高騰。
この3年ほどで予想もしていない、予想できないことが起こっている。2023年はどうなるでしょうか。。。
これからの社会は個人も企業も今まで以上に様々な情報をいち早く取り入れ対応していかなくてはならないと思います。