2023年4月24日安全第一

安全第一という言葉は、おそらく日本人の社会人だけでなく子供でも知っていると思います。
トーシンでも門を入ると正面に安全第一の看板があり、日付と連続無事故日数が日々更新
されています。

この安全第一なんですが、第二もあるのかと疑問に思い調べてみました。
すると品質第二、生産第三という続きがあることが分かりました。
元々はアメリカの企業で使われていたスローガンが大正元年に日本で使われ始めたそうです。
100年以上の歴史があるなんて、正直驚きました。

さらに、どのように安全第一のスローガンができたのか調べてみると、1900年初めの
アメリカは生産第一、品質第二、安全第三というスローガンで労働災害によって命を落とす
人が後を絶ちませんでした。

そんな労働者たちが苦しむのをほおっておけず1906年に、世界で圧倒的シェアを誇る
製鉄会社の社長が安全第一、品質第二、生産第三に変更しました。
普通の経営者なら安全、品質、生産すべてが第一と言ってしまいがちですが、
あえて品質や生産より安全が第一であるという勇気に感動しました。

「これくらいは大丈夫だろう」「面倒くさい」「手順を勝手に省略する」等
本来やるべきことをやらないことから労働災害になることもあります。

お互いにコミュニケーションをとりながら安全最優先で無事故記録をのばしていきましょう。