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2023年5月22日過去の経験を紐解いてみました。

昔話しではありますが過去の経験を認めます。

ローヤルゼリー容器を塗装していた時の話ではありますが、
アンダーコート+蒸着+トツプコートという仕様でした。
その時の大きな問題が発生しました、熱乾燥タイプの塗料で表面にブツが多発してしまいました。
ブツという塗装業界ではワーストの不良を無くすために、シンナーの配合比率を変えて少しは
少なくなり、次の工程に進みました。
ひと山越えたと思えば、又壁が迫って来て蒸着加工後に干渉膜が発生してしまいました。
また、一からアンダーコート時のシンナー配合を見直して蒸着加工後の」干渉膜を抑えました。
再度蒸着加工後には別の課題として、ガスヤケが発生してしまいました。というのは
加工仕様として超音波による接着仕様の個所があり、
接着箇所の弱い所からガスが発生してしましヤケに至りました。これを防止する為に治具に穴を空けて
真空度を調整したうえで普通蒸着することで防止できた過去経験があります。
次のトップコートでも膜厚が薄いと干渉膜が発生する事も判明し、
その品番に関しては同じ膜厚で加工することで量産を繰り返しておりました。

色々な方面での見方もそうですが、見た目ではなく膜厚を同じ膜厚で塗り続けることも大事な事です。
塗装は奥が深く、色んな形や、色んな環境条件で塗り方は色々をありますが、経験からくる気転という
不良改善も大きな大事な経験だったと思っております。

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