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2023年8月7日シンナー配合比と種類

乾燥の速い新亜―、標準とされるシンナー、遅いシンナーがあります。

レベリングが悪い時は遅いシンナーを使いますが、生地が侵されたりした時は、標準シンナーと
レベリング剤で対応を図り、塗装調整を実施することがファーストステップとしております。

溶剤を早く蒸発させるには速乾シンナーで速く乾燥させようとします。がしかし、レベリングが
悪くなる方向なので、標準シンナーと速乾シンナーとのブレンドで使用する事があります。
ここは、一概に必ずしも同じ配合比率という事ではなく、塗装するもの、塗料の特性を掴みながら
発生個所の狙いや膜厚も考えて、ブレンド比率を考えなくてはいけません。
ここは、経験が大きくウェートを占めるところではあります。

遅いシンナーを使う時の特徴は先に述べた内容(ブレンド)含めそれ単体では揮発が遅い分
塗料が泳ぐという現象が塗装したてで見えます。こちらもブレンド比率で解決策を見出すことと
なります。

シンナーと一括りには出来ないぐらい特性の持ったものが色々とありますので、見極める技術力と
それを使いこなすプロセス技術力を備えなければなりません。

自分たちではなく、塗料メーカーさんとも意見交換して無駄のない様にいち早く条件出しを実施
して行くことを心がけて今後も塗装プロセス技術の構築に進んで参りんがら、若手エンジニアにも
伝承していけるところは進めて行きます。

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