コラム
2024年12月19日「報告が生む安心感と信頼」
社長のあやっちです。
12月第二弾です!!若手社員より気付きを得たので今月2回目のUPとなります。
先日、朝ミーティングで素晴らしい報告を耳にしました。それは、私たちが目指す職場文化の大切な要素を再確認させてくれる出来事でした。
若手女子社員が最終検査をしていたときのことです。その製品には、加工前の素材である生地の段階で汚れがあったという情報がありました。
こうした場合、最終的な仕上がりに問題がないかを慎重に確認する必要があります。
結果として、彼女が検査した製品はきれいに仕上がっており、品質には全く問題がないことが確認されました。
ここで終わらせてもよかったのですが、彼女はこの事実をしっかりと
**「最終的に問題はなかった」という報告**としてチーム全員に共有してくれたのです。
この報告に私は感心しました。
情報としては「問題がない」とわかっていても、それをきちんと共有することは、職場の安心感や信頼感を築くうえで非常に重要です。
報告がなければ、汚れに関する情報を聞いていた他のメンバーが「本当に大丈夫だったのだろうか?」と不安に感じることもあり得ます。
彼女の報告があったことで、チーム全員が「問題ない」という事実を共有し、安心して次の工程に集中することができました。
また、この出来事は「最終確認を徹底する」ことの大切さも教えてくれます。
仕事では、情報を鵜呑みにするのではなく、自分の目で確認し、責任を持って判断することが求められます。
彼女の報告には、この基本をしっかり守る姿勢があり、それが職場全体の信頼感を支えているのだと感じました。
私たちが日々行っている報告や共有は、目に見える派手な成果ではないかもしれません。
しかし、それこそが仕事の基盤を支えるものです。小さな報告の積み重ねが、チーム全体の安心感、そしてさらなる成長につながっていきます。
これからも、こうした報告が自然と生まれる職場環境を大切にしていきたいと思います。